ご相談事例

3日後に建売の契約を控えて、資金計画の不安をキャッシュフロー表と家計管理で解消

(箕面市 G様)
キャッシュフロー表住宅ローン生命保険
お客様の問題点は?

3日後に住宅の契約を予定!家計に見合った返済か資金計画に不安

建売住宅を購入検討中で3日後には住宅会社に契約するか否かの回答をしなければいけないという状況で、本当にこのまま契約をしてしまってもいいのかどうかを診断して欲しいとのご相談でした。
同時に、住宅会社から提示されている見積書の診断、諸費用のチェック、住宅ローンの金利プランの選択、そして住宅ローン返済額自体が身の丈に合っているのか?というご不安を持たれており、契約を前に悩まれておられました。
また、生命保険の見直しと、住宅購入時に加入する火災保険についても適切な保障内容と保険商品を選びたいとのことでした。

提案したアドバイス

キャッシュフロー表でランニングコストもチェック! 生前贈与の活用法も

 

まずは、これからの生活費など年間の支出を「シラサカ式家計管理表&キャッシュフロー表」を用いて予算組みしました。その上で、住宅ローン返済と、住宅購入に伴って発生してくる住宅メンテナンスなどのランニングコストなども計上して、今後のキャッシュフロー表を確認。その上で、住宅ローンと最初に支払う頭金のバランス等をいくらにしていくのかを検討していきました。
自己資金の一部をご両親さまからの贈与も予定されているため、「住宅取得資金の贈与の特例」、「暦年贈与」、「相続時精算課税制度」などの違いを理解しつつ、どのように活用していくかも決めていきました。
そして、最終的には契約することをご決断されて、後日新ためて住宅ローンの金融機関と金利プランの選択についてのアドバイスを行いした。変動金利プランで借りられる場合に考慮しておくべきリスクヘッジ方法や、金利変動の仕組みやリスクについてもご理解をいただき、最終的には変動金利で組まれることになりました。
また、生命保険の見直しも行い、毎月の固定費を抑えることにも成功。火災保険については住宅会社から提示されている見積りを元に複数の損害保険会社からも見積りを取り比べることになりました。

アドバイスの結果

支出の予算決めと固定費を見直し。貯蓄で変動金利をリスクヘッジ

住宅ローンの借入額も決定して、金利プランも決定。
キャッシュフロー表を作成したので、毎年の支出をコントロールすることで先々の不安を解消できたのではないかと思います。
さらに住宅購入をきっかけに生命保険などの見直しや、損害保険の節約にも意識的に取り組んでいただけるようになったことも家計にいい影響を与えられたと思います。
キャッシュフロー表を作成し将来をしっかりと見据えた上で今回の住宅購入の判断されたことで少しは安心していただけたのではないかと思います。

同じお悩みや問題を抱えていらっしゃる方へ

キャッシュフロー表を将来の道標に活かしましょう!

光岡 達郎

私も住宅メーカーで営業をしていたのでよく分かりますが、正直、住宅営業マンはお客様にお財布事情について踏み込める立場ではないため、どうしてもその人が住宅を購入できるのかどうかをご年収だけでしか判断できないのが現実です。
ただし、実際には年収だけで住宅購入の判断はできません。人によっても生活費の水準も違えば、趣味やこだわり、ライフスタイルも異なります。
だからこそ、しっかりとご自身の生活水準などを明確にした上で、その住宅購入計画が妥当なのか?将来にわたって安心できる買い物なのか?ということをしっかりと考えた上で判断していただきたいのです。
そして、そのためにはキャッシュフロー表を必須です。ぜひ、住宅購入の契約を決断される一歩手前でも構いませんので、私たちファイナンシャルプランナーにご相談してみてください。